夢逢人かりそめ草紙

日常のあふれる思いを心の発露として綴り・・。

何かと家内に従順な私でも、ときには家内より叱咤激励を受けて、やがて私は微苦笑をして・・。

私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の73歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、築後39年を過ぎた古ぼけた一軒屋に住んでいる。

 そして私たち夫婦は、お互いに厚生年金とわずかな企業年金を頂き、程ほど貯金を取り崩しながら
ささやかに過ごしている。

私は中小業の民間会社に35年近く奮闘して2004年(平成16年)の秋に定年退職となり、
多々の理由で年金生活を始め、早や丸13年が過ぎて、年金生活14年生となっている。

こうした中で、私が古稀と称される70歳を迎える直前の2014年9月5日に於いて、
年金生活をすれば、私は齢を重ねたびに、家内に従順となり・・。】と題して、
投稿したりしてきた・・。

          

ここ数年、私は無念ながら体力の衰えを実感している。

我が家は世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅にあり、
たとえば我が家の近くに野川が流れていて、両岸は遊歩道があり、
私は殆ど毎日のように歩いたりしている・・。

          

上流に向かえば、やがて3キロ先には深大寺があり、すぐ近くには神代植物園がある。

過ぎ去る60代までは、私は野川の遊歩道を写真を撮ったりしながら45分ばかり歩き、
深大寺を通りすぎて、神代植物園の園内で、少なくとも3時間ぐらいは歩き廻り、季節のうつろいを享受し、
帰路は深大寺に参拝して、やがて野川の遊歩道を歩いて、帰宅したしてきた・・。

ここ数年は、我が家より最寄駅のひとつ京王線の『つつじが丘』駅まで15分ばかり歩いた後、
路線バスで神代植物園前まで乗車した後、神代植物園の園内で、3時間ぐらいは歩き廻ったりして、
やがて深大寺に参拝して、深大寺前より路線バスで『つつじが丘』駅まで乗車した後、
トボトボ歩いて帰宅したりしてきた。

こうした中、猛暑の35度ちかくの時は、我が家の近くにあるバス停より、
路線バスを活用して、『つつじが丘』駅まで往還を甘受して、やがて歩くことは神代植物園の園内で、
3時間ぐらいであったりしてきた・・。

           


私は恥ずかしながら男の癖に、亡き母の血筋を純粋に受け継いだ為か、
おしゃべりな老ボーイとなっている。

私は何かと家内と談笑したり、ご近所の奥様、ご主人など明るく微笑みながら談笑したりしている。

こうした中、ご近所の方の奥様のひとりより、
『あなたはお若いわょ・・マイナス10歳でも・・』
と社交辞令のお世辞を頂いたりしてきた。

或いは過ぎし9月30日に、私がサラリーマン時代に勤務していた『OB懇親会』に、
私も出席して、数多く先輩、同僚、後輩などと、談笑をして交流を深めたりした。
そして数人から、XXさんは感性もお若いですょ、と私は言われたりした。

私なりにプラス思考で年金生活丸13年を過ごしてきたが、
しかしながら、何気なしに鏡を見たりすると、やはり13年の歳月が過ぎれば、
老(ふ)けきたよなぁ、と独り微苦笑をしたりした。

こうした中で、日本人の平均寿命は、食生活の改善や医療の進歩などで延び続け、
おととしの平成27年には、男性が80.79歳、女性が87.05歳と私は学んだりした。

そして介護の必要がなく、健康的に生活できる「健康寿命」も、
平成25年の時点の推計で、男性が平均で71.19歳、女性が74.21歳と知ったりした。

そして誰しも憂いることは、「健康寿命」と「平均寿命」との間に、多くの御方が介護・要となり、
介護の状況により、やむなく介護施設に入居する事態となることが予測される・・。

このようなことを思い馳せると、私は73歳であり、家内は誕生日を迎えると68歳となり、
5歳の若さは不動である。

そして健康寿命は4捨五入をした場合、男性は71歳、女性は74歳となり、
差は3歳となる。

こうした関係で、私は家内との健康寿命の差は、
5+3=8・・8歳かょ、と私は心の中で呟(つぶや)いたりした。

          

過ぎし1週間前、お義父(とう)さんが亡くなったのは確か78歳だったよねぇ、
と私は家内に言ったりした。

家内の父は、腎臓が悪化して4年ぐらい大学病院で入退院をして、
私が定年退職をする直前に、亡くなってしまった身の御方である。

この後、私は80歳を元気で迎えることに自信がなくなったょ、
と私は家内に呟(つぶや)くように言ったりした。

『あなたは何かと、人生は気合だ、と言ったりしているわねぇ・・
今から弱気で、どうするの・・
私(あたし)とおしゃべりするのが、何よりも気楽で楽しい・・と言っているじゃない・・』
このような意味合い言葉で、家内より私は叱咤激励を受けたりした。

          

私は年金生活の中で、プラス思考で過ごしているが、
『生きがい』が最優先であり、そして『健康』であり、程ほどの『お金』が、
私の年金生活三種の神器かしら、と思いながら過ごしてきている。

しかしながら私と同世代の知人の死去を知ったりすると、やはり弱気になり、心が揺れる・・。

そして70代の後半か80代か判らないが、いつの日にか、この世とお別れになるが、
もとより自助努力も肝要であるが、こればかりは神様か仏様の采配に寄る、
と漠然と思い深めたりしている。

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