夢逢人かりそめ草紙

日常のあふれる思いを心の発露として綴り・・。

齢ばかり重ねた私でも、思わず『鯉のぼり』の歌を唄い・・。

私は東京郊外の調布市に住む年金生活6年生の65歳の身であり.
まばゆい陽射しで朝を迎え、庭の若葉は光帯びて、ゴールデン・ウィークに相応しい天気だ、
と微笑えんだりした。

昨日は快晴の『昭和の日』の祝日となったが、快晴に恵まれていたが、
ときおり強く風が吹き荒れ、昼下がりは23度の陽気になり、少しばかり驚いたりしていた。

私は先程、最寄の郵便局、銀行を廻り、スーパーで買物をした帰路、
いつものように住宅街を通り過ぎたが、この中のひとつのお宅の二階のベランタ沿いに、
鯉幟(こいのぼ)りが掲げられていた。

この住宅街は、私が高校2年の1961(昭和36)年の頃に、
大きな団地が出来て、その周辺に分譲地となった地帯であり、早くも50年近くになっている。

昨今は『おふたりさま』の高齢者の夫妻が住まわれたり、
或いはお子様の家族に引き継がれて住まわれたり、
或いは2所帯住宅で1階は親、2階はお子様の家族が住まわれて、親子孫の三世代が同居されている家もある。

こうした家並みが並ぶ中を私は歩いていたのであり、
我が家は子供に恵まれなかったが、たまたまこの中の家のお方が、
お孫さんの為に、鯉幟りが掲げられているのかしら、と私は微笑を頂いたりした・・。

私の住む周辺は、家並みが密集しているので、
旧家でない限り、とても鯉幟(こいのぼ)りを悠然と泳がせるスペースがなく、
ここ数10年は観かけることが少なく、たまたま鯉幟りを偶然に観て、思わず足を止め、
小振りな3つばかりの鯉が微風を受けて泳いでいたのを長らく見つめたりした・・。


帰宅後、私は昨日の強風で散乱している葉、散り落とされた花などが、
我が家に面した歩道に散っていたので、私は立ち箒(ぼうき)で掃き清めていた時、
心の中で、ひとつの歌を唄っていたのである・・。

♪甍(いらか)の波と雲の波、
 重なる波の中空(なかぞら)を、
 
【『鯉のぼり』作詞、作曲・不詳 文部省唱歌

私は幼年期に祖父、父を健在の頃、農家の宅地の外れに高く掲げられ、
あの当時はどの家も男の子のために鯉幟りをこの時節に掲げられていた・・。


♪橘(たちばな)かおる朝風に、
 高く泳ぐや、鯉のぼり。

【『鯉のぼり』作詞、作曲・不詳 文部省唱歌

このように心の中で唄ったりし、過ぎ去った時の流れを思い馳せたりした。


http://www.youtube.com/watch?v=HCOPPFP1MI8&feature=related
☆【『鯉のぼり』作詞、作曲・不詳、唄・真理ヨシコ  文部省唱歌 】☆



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